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zoom RSS 向田邦子の「ドラマ傑作選」とウチの戦後の母娘。

<<   作成日時 : 2019/03/18 15:23   >>

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今日は、今、私たちが毎週楽しんでいるドラマのことでも

向田邦子ドラマ傑作選(毎週火曜日 BS12の午後9時)を録画して、楽しんでいる。画像画像画像
「思い出トランプ」「父の詫び状」「あ・うん」など、若いころ何冊か好きで読んでいた。
あの飛行機事故が無かったら、まだ数々の作品を残したろうに…。

今週は「小鳥が来る日」、先週は「風を聴く日」で、それぞれ一回見切りストーリーだが、
あらすじは、毎回そんなに大きな変化はない。一家の日常を、切り取って、あんなこと、そんなこと。
ほとんどが、母と娘3人の家族と、それに絡まる模様などを。
レギュラー出演では、母親を加藤治子、長女が田中裕子が中心。脇役も小林薫など温和な配役陣かな、ナレーションは黒柳徹子。
昭和15,6年代から戦前戦中の昔の家族のあれやこれやの出来事なのだが、私にはなんか風景、背景、雰囲気なんかが、少年時代の私の家族を想いださせて、妙に懐かしくて、
60数年まえの昭和20年代後半の、母、姉妹のこと、必ずどこかの場面で、家族のあれこれ想いおこさせてくれる。
そして、どこかで私をじんわり泣かせるのだ。

ドラマの内容とは、ちょっと離れているが、似ている部分部分に…。
母親役の加藤治子(器量はぜんぜん違うけど)の言動が、まるで自分の母に似ているときがあって

「そういうことを言ってはいけません」
「尚子さん、なんかあったのですか、今隠したもの見せなさい」とか

うすうす、健子さんが男とデイトしてきたことを知っていながら
「遅かったわね、健子さん、こんな遅く帰ってきて、どこに行ってたの」

♫丘のホテルの赤い灯も
 胸のあかりも消えるころ♪

「また、そんな歌唄って下品だこと、やめなさい良子ちゃん、お母さんは嫌いだよ」
美空ひばりが嫌いだったこと、芸能界も良しとしなかったのを覚えている。
「何なの!ひばりって、小さいころから、こまっしゃくれて!」
又、姉たちのもめごとは日常茶飯事。
「健子、また黙って、ウチの大事にしているスカートはいて遊びにいったやろ、も、嫌やわぁ」
と、尚子さん。
母が、
「いいじゃないの、貸してあげなさいよ、減るもんじゃないんだし」
「違うやん、汚れてたままウチの箪笥に入れときやんねん、どこで付けてきたか知らんけど、あのシミはとれへんかも」
「も、絶対はかんといてや」
それから数週間後、又健子さんが、こっそり穿いて出かけるの、私は見ていた。

母は、そのころ大阪に引っ越してきて10年以上も住んでいるのに関西弁は一切使わなかった。画像
大阪は、どうも好きではなかったようだ、子供心にも薄っすら私には分かっていた。
父とは籍は抜いていなかったが、離婚と変わりない別居だった。
子供は全部母が引き取った、だから私がものごころついた頃には父は家に居なくて、口を聞いたことがない。
でも遺影の写真は、上3人の姉兄兄と母と一緒に仕方なく、本棚の横に飾っている。
父のことは今でも良くは思っていない、でもこの父が居て自分がこの世に居るのだから。
で、父は父と認めざるをえないのだ。
毎週、月曜日の朝は必ず線香とお茶(最近は水)を上げている。
今は、ほんに申し訳ないことだが、あきお君にお願いしている。

ま、このドラマには魅せられる、どこかで泣かされる。
ところが、今週で、このドラマ傑作選は終了らしい。
まだ、放映されてないドラマは残っているはずなのに、残念だこと。

今日はこれでお終いに。

  ひとの死は突然に来て遠蛙
  桃咲いて父母のこと姉のこと


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