天皇誕生日おめでとう 万太郎俳句を高柳克弘が

今日は、国民に親しく浩宮様と呼ばれ、今は徳仁皇。
要するに、今日は天皇となって、初めての徳仁天皇の誕生日です、60歳。
一般参賀がコロナウイルスのため、中止となったのは、参賀を楽しみにしていた人達には、甚だ残念なことでした。

はやく新型コロナウイルスが治まることを祈るばかりです。
東京オリンピックを中止にしては、絶対いけません。


先日、いや昨日録画しておいた「NHK俳句全国大会」を鑑賞しました。
時代は、刻刻と変わっています、選者も、勿論著名な年端のいった俳人は多かったようですが、中に坊城俊樹、高柳克弘、神野紗希(ふたりは夫婦だったとは)など若い面々も居ました。
もう、鷹羽狩行、稲畑汀子などは選者として呼ばれてなかったです。
ま、この大会を観たのも何年振りかでしたがね。まだ金子淘汰が現存だったかなァ。
確かにすばらしい句が選ばれていましたね。

そこで今日は
高柳克弘が『どれがほんと?』万太郎俳句の虚と実 「俳句文学館」の月一回の新聞のコラム欄《この一冊》に載っていたことを掻い摘んで。
”時計屋の時計春の夜どれがほんと” 久保田万太郎
この句に因んでつけられた「どれがほんと」
購入して読んでみようかな。
小説家、劇作家でもあった万太郎、江戸下町の情緒と義理人情を描き、独自の作品を遺した。
俳人としても「春燈」の創刊主宰。
現在でも、万太郎ファンの俳人は多い、小生もひとりのファンかも。
多くのひとが「下町の抒情俳人」と認識しているが、その認識となったのが先の一句らしい。
他に
”なにがうそでなにがほんとの寒さかな”
「どれがほんと」「なにがほんと」と問い続けた万太郎が見だした「ほんと」とは掴みどころのない曖昧さで不確かな記憶であり、その不確かさを俳句の表現に取り入れた点にこそ、万太郎の言葉の芸があると著書は説く。
どうやら、虚と実の狭間にたゆたう万太郎俳句の魅力を論じた画期的な評論であるらしい。万太郎.jpg

主な受賞歴 
菊池寛賞、読売文学賞、NHK放送文化省、文化勲章(1957年)

私の万太郎の好きな句
  湯豆腐やいのちのはてのうすあかり
  何もかもあつけらかんと西日中
  神田川祭りの中をながれけり
  あたたかやしきりにひかる蜂の翅


ラーメン.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 6

ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

ゲゲゲのゲン
2020年02月28日 20:50
この本は図書館で借りて拝見しました。とてもよく調べられてまとめられた本です。 心に強く残った事柄のひとつですが、 湯豆腐や命のはてのうすあかり ですが、のちに万太郎は この や のきれじのところであるとか の の助詞のところを 考察して 変更した句を 18年後、さらに13年後といった感じに二度、三度かたちを変えて発表しているのでした。その心もちに深さを感じましたし。一方でそれもありなのですね。と 視界がパッと広くなった感じです。
さて、東京マラソン 楽しみです。
麦雨
2020年02月29日 18:18
ゲゲゲのゲンさん
早いですね、小生まだ買ってません、読む価値ありそうですね。
流石、よく勉強していますね。
ここんところの俳句集の上位に掲載されている所以です。

明日のマラソン、非常に楽しみにしています。
小生の予想は、ずばり井上大二、対抗者は大迫傑かな。設楽悠太は間隔的にきついでしょう。